彦根城・天守
まずはご存知、国宝に指定されている『彦根城の天守閣』です。三層三階の天守は京極高次が築いた大津城から移築されたといわれ1606(慶長11)年に完成したそうです。ちなみに国宝になっている城は他に犬山城・姫路城・松本城です。


彦根城・天守閣正面
これは天守閣を正面から撮影したものです。右下の方が不自然に見えるかもしれませんが、人が写っていたのでフォトショで修正しました。ちなみに心霊ではありません(笑)

今頃は、この周辺に植えられている桜が満開なのでしょうか?
4月1日〜20日は桜まつり。1300本も桜の木があるそうです。見たかったな〜



佐和口多聞櫓
彦根駅から向かった場合、順番的に最初に通るのがこの佐和口多聞櫓だと思います。左側に松の木が見えると思いますが、これは『いろは松』と呼ばれ観光のひとつの名所のようです。この櫓に向かうまで松並木が続いています。写真撮る余裕がありませんでしたスイマセン!

馬屋
この地味な建物は元禄期に建てられた『馬屋』です。ちなみに重要文化財に指定されている建物。常に藩主のための馬が十数頭つながれていたそうです。城内に馬屋が残っているのは彦根城だけということです。


天秤櫓
この写真、撮り方失敗しました。正面からとるべきでした。『天秤櫓』といわれる重要文化財ですが、この写真では橋を中心とした左右対称の櫓がわかりませんね〜。せっかくすばらしい設計なのにスイマセン!


彦根城・階段
さて城内潜入ですがさすがに近年の観光用ではない本物の城、階段がすごい急角度。写真では分かりづらいでしょうか?現在は手すりをつけていますが、当時は昇り降りが大変だったことと思われます。攻め込まれても一気に敵が集団で上ってこられない設計に戦国の世の智恵を感じます。


武者溜り
この写真、一見何の変哲もない廊下に見えますが『武者溜まり』といわれる場所。外側の壁には鉄砲狭間や矢狭間(三角や四角の小窓)がいくつもあります。彦根城自体は大きな戦いは経験していないと思いますが、大津城からの移築だとするとこの「武者溜まり」に鉄砲や弓を持った武者たちが命を懸けて駆け巡ったのかな〜と想像するとちょっと身震いする気がします。


西の丸三重櫓
この建物は『西の丸三重櫓』・・・だったはずです。もし違っていたらスイマセン!雨が強くなってきたので慌てて“撤退”しながらの撮影でじっくり見ていることが出来ませんでした。ちなみに西の丸三重櫓も重要文化財に指定されています。


井伊家伝来甲冑
今回、最初に入ったのが実は『彦根城博物館』。同じ敷地内に有り井伊家の甲冑や古文書などが展示されています。フラッシュを使わなければ撮影可ということでしたが、私の未熟な腕では暗がりで写すのは困難を極め、ピンボケのヤマ。スイマセン!そんな中、まあまあ見れるのがこの甲冑です。何代目藩主の甲冑か忘れてしまいましたが、この隣にも同様の甲冑があり井伊家は代々このデザインの甲冑を着用したのでしょうか?しかし、この立物(兜の角)は大きいですよね〜。合戦の時、動きづらそうですが、そうでもないんでしょうか?

以上、彦根編の写真公開はこれだけですが、他にも何枚か撮影していますので、機会があれば公開していきたいと思います。