検証本能寺の変あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
久々の書籍紹介です。今回はこのブログでも大変お世話になっている谷口克広氏の新作『検証 本能寺の変』です。

今月発売されたばかりのようで、仕事帰りに本屋に立ち寄ったら歴史コーナーに平積みされているのを発見!著者が谷口氏という事もあり内容も確認することなく即レジ直行です(笑)

まだ、まったく読んでいませんが目次を見た感じでは、本能寺の変に関する史料を整理・分析し、江戸時代や明治以降、本能寺の変はどのように評価されていたかを研究した結果、現在話題になっている「黒幕説」を再検証されているようです。

「黒幕説」の再検証という事で、昨年話題になった私のお師匠様である?藤本正行氏と鈴木眞哉氏の共著『信長は謀略で殺されたのか』と似たような内容なのかもしれませんが、まったく異なった見解で締めくくられているようです。(目次を見た印象です)

『検証 本能寺の変』から一つ、個人的に非常に興味深い発見があったので紹介します。光秀は、本能寺の変後、山崎の合戦に敗れ死にますが、一般にそのときの年齢は55歳だったと伝わっています。しかし、この著書で光秀の年齢についての検証もされていて、実は67歳だったのではないか?と推測されているようです。

もし67歳説が事実であるとすると光秀の印象もだいぶ変わり、謀反の動機もまたいろいろな考え方が出来そうな・・・

本能寺の変の謎に挑みたい方へおすすめの一冊です!