シルバーウィーク始まりましたね!ということで先週から公開され楽しみにしていた映画 『火天の城』を見に行ってきました!
ではまず評価から。

・安土城 「A」
・織田信長 「A」
・岡部又右衛門 「B」
・又右衛門の娘・凛 「A」
・ストーリー 「C」

※ 以下、ネタバレあり注意!


まずは「安土城」ですが、実際の築城方法は知りませんが、当時の現場の雰囲気とかこんな感じだったのかな〜と知らない分、リアルな感じがしてよかったです。徐々に完成していく安土城天主閣や安土山全体の雰囲気、そして当時安土山の周りは今と違って湖でしたが、その景色も再現されていて感動モノでした。

最後、安土城が炎上するところまでやるのかな〜と思ったら、完成したのち信長が実際にやった安土城“イルミネーション”で終わってしまったのが物足りなかった気がします。
完成してわずか3年ほどで焼失してしまった“幻の城”安土城。最後に炎上させてしまった方が、その切ない感じや偉大さなど色々な事を想像させることが出来たのでは?(原作では炎上シーンをきちんと描いていたようですし・・・)

次に椎名桔平さんが演じた信長。なかなか似合っていたと思います。信長の恐ろしい面はストーリー上?あまりありませんでしたが、地球儀を“爆発物”と思わせ又右衛門達を驚かせるシーン最高でした。そして、シーンごとに衣装を替えていてその衣装も楽しめました。

主役の岡部又右衛門ですが、西田敏行さんの演技はもちろん素晴らしいんですが、どうも個人的に大工の棟梁である又右衛門と西田さんがイマイチ、イメージが合わず評価「B」。大工の棟梁は個人的イメージでは何となくがっちりしたもう少しスマートな感じなので・・・

又右衛門の娘・凛役の福田沙紀さん、演技的にはどうかわかりませんが可愛いので「A」。以上!(笑

最後に映画としては重要なストーリーですが、正直なところイマイチ。
原作を読んでいないので比べることはできませんが、やはり2時間ちょっとの枠の中にいろいろな要素を詰め込みすぎてそれぞれの内容(関係?)が薄っぺらい感じになってしまいダメでした。
「岡部と信長」 「岡部夫婦」 「岡部父娘」 「娘・凛と市蔵」 「熊蔵と忍びのうね」 「岡部と石工頭の戸波」 「岡部と甚兵衛」その他いろいろ。これじゃ〜ね〜・・・
“安土築城”一本に絞り、黒部峡谷ダム建設の『黒部の太陽』っぽくした方が、良かったのでは?

そして、合戦シーンがないことも売りの一つだったのだから「蛇石」引き上げ時の信長襲撃もなくして、単純に綱が切れて蛇石が転がり落ちた方が良かったような気がします。「女の髪を編み込んだ綱は切れない」・・・その綱をも切る「蛇石(の崇り)」。その方が、迫力があったような・・・

など他にもツッコミどころいろいろありますが、ストーリーを気にせず、安土築城シーンや信長を見たいという方にはお勧めの映画だと思います。