遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
6カ月も更新休止状態ですいませんでした。今年も更新は少なくなると思いますがよろしくお願いします。

今日からいよいよ新大河ドラマ『平清盛』が始まりますね。戦国時代とは関係ありませんが、あまり詳しくない分楽しみです。主演が松山ケンイチさんということで個人的にはデスノートの“L”や銭ゲバの印象が強いですが、実力派の俳優さんと思うのでどのような清盛になるかも楽しみです。

さて、恒例の?「信長と○○」シリーズですが、今回は大河の主役・平清盛の関係について書きたいと思います。
このブログでも以前触れましたが、信長が平氏を名乗ったのは有名な話ですね。

平資盛(すけもり)が西国に去った際、都に残った愛妾の一人が男子を産みますが、平氏一族のため身に危険が及び、近江国津田に身を隠します。この地で、この愛妾は村長と再婚し数人の子をもうけます。
ある時、この地に越前劒神社の神官が跡継ぎを求めてやってきて、このとき貰われていったのが平資盛の子でした。この男子は成人し神官を継ぎ名を親真(親実)とし、織田姓を名乗ります。ここに平氏の末裔織田家が誕生します。

この話に登場する、織田親真の実父・平資盛は、清盛の嫡男・重盛の次男ということで清盛の孫に当たる人物。“信長は清盛の子孫”になることになります。
しかし、ご存じのとおり信長は平氏を名乗る前は藤原氏を一時名乗っていました。ただ、資盛の母は藤原親盛の娘ということなので藤原氏でも嘘ではないのですが、平氏説も藤原氏説も現在は否定的で、信長の先祖は越前・忌部氏の末裔というのが有力な説のようです。

昨年、11月には信長が平氏の末裔ではないという新たな証拠ともいえる「親真」の名と没年が刻まれた墓碑?も発見され話題になりましたが、それが織田親真の墓だとすると、信長が主張した系図と親真の没年に100年以上の開きが生じ信長、平氏説が成り立たなくなるとのこと。

やはり信長は忌部氏の末裔というのが有力なようですが、この忌部氏についてはまた後日(いつになるやら・・・)触れたいと思います。

最後に、おすすめの一冊をご紹介。今日から始まる大河ドラマ「平清盛」の時代考証を担当されているのは産経ニュースで【日本史ナナメ読み】を連載している歴史学者で東京大学准教授の本郷和人氏。日本史ナナメ読みでは信長はじめ多くの歴史上の人物を取り上げわかりやすく紹介してくれていますが、その先生が『謎とき平清盛』 (文春新書)という著作をを出しています。大河ドラマ制作裏話や本能寺の変について一部触れつつ清盛の実像に迫る一冊。興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか?