自民党の石原伸晃幹事長が谷垣禎一総裁を裏切り?「平成の明智光秀」と言われているようですが、現代のニュースではなく、戦国ニュースをお伝えします。

今日の毎日新聞のネット版で 「槍:信長も使用?金沢・石浦神社で見つかる 「木瓜」家紋に由緒書も 専門家に鑑定依頼へ /石川」 という記事を発見。

記事によれば、織田家の家紋「木瓜」が刻まれた槍の柄を発見したとのこと。発見場所は金沢市の石浦神社の保管品ですが、もともとこの槍は、泉野菅原神社の所蔵。泉野菅原神社は信長の娘で前田利家の長男・利長に嫁いだ永姫(玉泉院)が父・信長を密かに祀った神社ですが平成12年に焼失。この火災のため槍の柄も一部が焼け保存状態は良くないそうですが、明治時代に信長の家臣の子孫が奉納したとの由緒書があるそうです。

信長の家臣で槍と言えば真っ先に思いつくのが「槍の又左」の異名を持つ前田利家ですね。利家の嫡男は利長・・・
しかし、前田家の子孫が奉納したとしたら「前田家の子孫が奉納」と書くと思うので、前田家とは関係ないんでしょうか?

信長自身が使ったかどうかも気になりますが、誰の子孫が奉納したんでしょうか?というか槍自体も信長時代のモノかその辺りもまだまだ謎。鑑定結果が楽しみです。これが本物だったらうれしいですが、取り合えず写真でもいいので見てみたいですね。

ちなみに泉野菅原神社は、今年再建されましたが、その際10年間行方不明だった織田信長の肖像画が無事発見されたことでも春ごろ話題になっていましたね。信長の娘・永姫ゆかりのお寺なのでまだまだお宝が眠っているかもしれませんね。今後の発見に大いに期待!


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