『織田信長文書の研究』という書名、信長好きの方なら読んだことはなくても一度は目にしたことのあるかもしれませんが、信長を研究をする上で非常に役に立つ研究資料ですね。といいつつ私はまだ読んだことがないんですが・・・

この『織田信長文書の研究』は奥野高広氏の著書で、上下巻+(補遺・索引)の3巻からなる研究書。
内容は信長が天文18(1549)年から天正10(1582)年までに発給した文書(直状・起請文・条書・禁制など)を年代不明のものも含め収録。
他にも家臣などが添えた副状や奉書・連署状なども収録し、花押集や印章集も附載(「BOOK」データベースより一部抜粋)

1969年に発行され、1988年には『増訂版』として初版発行時には発見されていなかった文書を収録して発行されていますが、お値段、上下巻は各15,750円。補遺・索引は7,350円。研究資料だけに非常にお高いものでした。

しかし、信長を研究される方は、ほとんどがこの本を参考にされており私も欲しいと思いネットで調べたことがありましたが、アマゾンも含めどの書籍販売サイトも絶版のため品切れの状態。たまに古書を取り扱うサイトに出品されても値段が倍以上に跳ね上がっているという恐ろしさ!

版元の吉川弘文館でも、発行部数の少ない研究資料のため重版は出来ない状況だったようです。
しかし、多くの方の復刊要望にこたえるためか、吉川弘文館ではこのような研究資料をオンデマンド版として復刊することにしたようです。
オンデマンド版は書籍をスキャンして電子化し、それを受注に応じ製本するそうで一冊からでも受け付けてくれるそうです。

ちなみに『増訂 織田信長文書の研究』は10月中旬発売予定で値段は3巻セットで52,500円。※分売の場合、上・下巻は各19,950円、補遺・索引は12,600円になります。

正規版の元の値段の合計38,850円と比べると高い気もしますが、古書店での値段が7万以上でさらにめったに手に入らないと考えると妥当な値段なんでしょうか?

いずれにしても、やはり単なる素人の信長ファンである私には手が出せる本ではないようです。地元の小さな図書館では置いてないので、どこか大きな図書館で読むことにしたいと思います・・・

詳細⇒吉川弘文館 オンデマンド版出版ご案内